チャイルドマインダーとは
チャイルドマインダーは、少人数保育のスペシャリストです。イギリスでは国家資格であり、70年以上の歴史があります。保育を必要とする家庭の約71%が利用しています。日本ではまだ民間資格ですが、本格的な活動は20年以上に及んでおり、イギリスのプログラムをベースに日本の社会的背景や文化を考慮して変更されています。
最近では、スキルアップをめざして保育士や幼稚園・小学校の教諭などが取得しています。また、子育ての経験をいかして保育の仕事に就きたいと希望され、取得する方も増えています。資格取得後は、自宅等を保育現場にして独立開業する「在宅保育」が一般的ですが、他にも訪問保育、企業内保育、複合施設(デパート、ホテル等)などで活躍することも可能です。
お預かりするお子様の年齢は0歳~12歳までを対象としており、各家庭の育児・教育方針に沿ったプロフェッショナルなフォローアップを提供し、かつ安心で安全な保育を行います。
チャイルドマインダーの特色
- 少人数での保育(一人で対応できる子どもの人数は1~4名)
- 専門的で質の高い保育(正しいトレーニングを受け、ニーズに合わせた保育を行う)
- 各家庭に合わせた個別の対応が可能(ご家庭の方針に合わせられる)
- 子どもひとりひとりに寄りそい、個性を尊重できる(子どもへの密度が高い)
ベビーシッターや保育士との違い
チャイルドマインダー
- 民間資格
- 発祥はイギリス
- 自宅や依頼場所で保育
- 少人数保育
- 0歳から12歳まで
- 給与や時間を自分で設定可能
特徴
- 少人数保育のスペシャリスト。継続的にお預かりする子どもの保育を行う。
- 子どもの成長・発達にあわせて保育内容を提案できる。
ベビーシッター
- 民間資格(必須ではない)
- 発祥はアメリカ
- 依頼場所で保育
- 個別保育
- 年齢制限は特になし
- 給与や時間は所属の会社による
特徴
- 依頼に応じて、毎日違う家庭に伺い、子どものお世話をする。
- 保護者からの依頼どおりに保育を行う。
保育士
- 国家資格
- 明治時代に初めて開設
- 保育施設内で保育
- 集団保育
- 0歳から5歳まで
- 給与や時間は所属の保育施設による
特徴
- 就学前の集団生活を通して、社会生活の土台を養うためにサポートする。
- 保育施設の方針にそった保育を行う。
チャイルドマインダーになると出来ること
- 保育施設への勤務
- 保育園や企業内、病院内保育所などで勤務する
- 個人事業主として開業
- 自宅を保育場所として、保育所を開設する
- 依頼者宅など、依頼場所での保育を行う
- 趣味や特技を活かして、保育付きの教室を開催する
- その他
- 現役の保育士や幼稚園の教諭など、スキルアップにつながる
- ご自身の子育てに活かせます!
こんな方にオススメ!
- 子どもと関わる仕事に就きたいと思っている
- 保育士や看護師の資格を持っているが集団保育は難しいと感じている
- これから子育てをしていく
- 子育てに悩んでいる